ポリッシャーの修理

2018年11月4日(日)
今日は11月1日に修理依頼されて持ち帰って来ていた床磨き用のポリッシャーの修理をしました。
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スイッチを入れるとブーーンと音がするけれど回転しない、という症状です。
まずは銘板の型式をネットで調べていつ頃製造されたものかを調べました。
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ブランド名がパナソニックじゃなくてナショナルな時点で相当古そうです。
ざっと調べると20年以上前に製造中止になっているようです。
もちろん修理用パーツも無いと思われます。

まずは分解します。
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内部は腐食が激しいです。
ネジが緩みません。
アルミダイキャストのボディーに転造ねじで締め付けてあるため、電飾で全く動かないネジが6本あり、ショックドライバーで緩めましたが、頭の+溝がなめたり首下で折れたりました。
このネジ折れの対応が今回の修理の約2/3の工数が掛かりました。
頭のなめたものはドリルでさらって抜きました。
さらに折れて残ったネジの先はねじ径と同じドリルでさらいましたが、ネジが鉄でボディーがアルミなので逃げて真っ直ぐ穴が開きませんでした。
まあ組立にはタッピンネジを使うので少々穴位置や穴径が狂っても問題なしです。
ギヤー部分を分解すると故障の原因がわかりました。
モーターの前側ベアリングが腐食して固着していました。
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あとはハンドルを一番上に上げた時にロックがかかるストッパーのスプリングが折れています。
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これは治せそうもないので後でコイルスプリングでどこかに引っ張って対応します。
交換用のベアリングは通販で価格を調べてからハンディーに見に行きました。最近はハンディーで汎用ベアリングを売っています。
すると通販送料込みより安かったので早速購入してきました。
ビフォー/アフターです。
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とにかくネジバカとネジ折れに苦労しました。
その他もろもろの不具合を直して修理完了!
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これであと10年は使えると思います。
修理代は工数5時間と部品代¥600で計¥10,600頂きました。
何だか新しい物が買えそうですが、依頼された方は、この物が使いやすいので新しいのじゃダメなんです、というお話しでした。

このポリッシャーは大事に使ってもらえて幸せなのではないでしょうか😊

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